永田泰大さんとか丸井乙生さんとか

元々はファミ通の編集者をやっていたという永田泰大の文章は「〜〜である」の連続が楽しい。
語感で遊ぶタイプの人かと思ったけど、良く見たらそんなに語感は似ていない。
でもなんか変に説得力がある文章の流れが素敵だ。

スポーツニッポンの記者をしている丸井乙生さんの面白いところは捻くれたストレートなもの言い。
捻くれているのかストレートなのかどっちやねん。ってつっこみたくなるけれど、
そうとしか言い様が無いんだもん。これは題材がプロレスっていう所に依る部分が大きいのかも。

二人ともマスに向かってものを書く(書いていた)人だけど、
そのマスっていうのはかなり限定されたマスであって、
そういうものが書いている側と読む側との間に強い結びつきを持たせて、
「わっはっは、おもしれえええ」って思わせているのかも知れない。

けど面白いんだもん。

FFF 永田さん
http://www.mochiya.nu/fffile/fff_index.html

プロレス重箱の隅 丸井さん
http://number.goo.ne.jp/kakutogi/column/